オクラは暑さに強く、ぐんぐんと背が伸びていく野菜です。
でも、成長が進むと「倒れやすい」「実が育たない」といった問題も起こりがち。
この記事では、オクラの成長期に必要な管理方法と、支柱の立て方について、家庭菜園初心者の方にもわかりやすく解説します。
成長期のポイント:水と肥料の管理
オクラは乾燥に比較的強いですが、実をたくさんつけるためには適度な水分が必要です。
水やりの目安
- 地植えの場合:自然の雨だけで足りることが多いが、乾燥が続く日は朝か夕方に水やり
- プランター栽培:表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと
肥料のタイミングと種類
- 成長が始まったら、10日に1回程度の追肥をすると実つきが良くなる
- 野菜用の液体肥料や、化成肥料を薄めて根元に与えるのが効果的
過剰な肥料は葉ばかり育って実がつきにくくなるため、量は控えめに。
支柱立てのタイミングと方法
オクラは最大で1m以上伸びることもあるため、支柱で倒伏を防ぐことが大切です。
支柱を立てる時期
- 苗の高さが 30cm〜40cmほどになったら 支柱を立て始めるのがベスト
- それ以上伸びてからだと、作業中に根を傷めるリスクがあるため注意
支柱の立て方(プランター・地植え共通)
- オクラのすぐ横に、120〜150cm程度の支柱を垂直に差す
- 茎と支柱を 麻ひもやソフトバンドでゆるく8の字に結ぶ
- 成長に合わせて結び直し、しっかりと支える
病害虫にも気をつけよう
夏場はオクラにアブラムシやハダニがつくことがあります。
特に葉の裏に小さな虫がついていたら注意が必要です。
対処方法
- 見つけたらすぐに水で洗い流す
- 被害がひどい場合は、**無農薬のスプレー(家庭菜園用)**を使用
- 風通しを良くしておくと、害虫予防にもなります
まとめ
オクラの成長期は、水・肥料・支柱の3点管理がカギになります。
背が高くなる植物なので、支柱を早めに立てて安定させ、元気に育てていきましょう。
病害虫への対策も忘れずに行うことで、美味しい実をたくさん収穫できますよ。
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